シドニー観光といえばオペラハウスやハーバーブリッジが真っ先に思い浮かぶ方も多いと思います。
今回はオペラハウスやハーバーブリッジと同じくらい外せない建築物を紹介します。
目次
セント・メアリー大聖堂(St Mary's Cathedral)
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それがこちら!
シドニーのど真ん中に壮大にそびえ立つ大聖堂セント・メアリー大聖堂(St Mary's Cathedral)です。
シドニー・タウンホール駅に隣接するセント・アンドリュース大聖堂(St Andrew's Cathedral)と同じゴシック・リバイバル建築です。
大きさはセント・アンドリュース大聖堂の何倍もあり南半球最大級のカトリック教会として知られています。

Chartres Cathedral
形はフランスの世界遺産シャルトン大聖堂にそっくりですね。
1度は火事により焼失しましたが、63年もの年月をかけて再建された歴史ある大聖堂です。
セント・メアリー大聖堂の行き方

ハイドパークから見えるセント・メアリー大聖堂
場所はシドニー市街地と中心に広がる公園ハイドパークの向かいに位置してます。
セント・ジェームズ駅を降りハイドパーク内のこの大きな噴水を通り過ぎるとゴシック様式の聖堂が見えてきます。
目の前にあらわれる巨大な聖堂がSt Mary's Cathedralです。
重厚感のあるデザイン
正面から見るとその迫力に圧倒されてしまいます。
ゴシック建築の象徴である極限まで高さを追求した2つの塔。
その高さは80m、ビル25階に相当し、この位置からだと、画角に収まりきらないほど大きいです。

特徴的な屋根の装飾
屋根にはピナクルと呼ばれる尖塔がいくつも飾られています。
これもゴシックの高く高く天を目指して造ることを意識したデザインの特徴です。
大迫力のインテリア
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大聖堂内に一歩足を踏み入れると、外観のサイズ感からの想像を裏切らない壮大な光景が広がっています。
高い天井に奥まで続く長い身廊。
端までなんと100m以上もあります。
アーチの骨組みが個性的で天井で交差して別の柱と繋がっています。
これは見た目の美しさだけでなく、屋根の重みを効率よく受け流すという役目を担っています。
パイプオルガンの演奏
中にはパイプオルガンが設置されており、定期的に演奏会が開催されます。
七色に光るステンドガラス
奥には美しく豪華な祭壇が飾られています。
ステンドガラスの窓から降り注ぐ七色の光は何とも神秘的です。

ステンドグラスの下に飾られた聖人の像
ステンドグラスの世界観は、宗教を通り越した芸術性を感じます
昔の協会は壁全体で天井を支えていたため大きな窓を開けられず閉鎖的でした。
そのため太い柱や梁を設けることで壁への負担を減らし、こうして出来た隙間にステンドグラスを張り巡らせました。
聖堂内を明るく照らすだけでなく、字の読めない人達のためにも聖書を理解できるように聖書の内容をステンドグラスに表しているそうです。
手前から奥まで飾られた色とりどりのステンドグラスは、全部で40枚も設置されています。
一つ一つに物語がありそれぞれデザインが違い面白いですね。
おわりに
いかがでしたか?
外からも中からも美しいセント・メアリー大聖堂
実際に見るとその大きさとと神秘的な空間に息をのむことでしょう。
シドニーに訪れた際はこの圧巻の美しさを体感しに行ってはいかがでしょうか?